外壁補修時、外壁全面打診調査
ロープ高所作業の「登り返し」がラク!に

外壁補修や外壁調査には無足場工法が有効!でも登るのがキツイ・・・

外壁の点検や補修作業で、足場を使わずに、トータルの費用と時間を短縮可能な方法として、ロープアクセスによる無足場工法があります。

無足場工法は非常に有効な工法ですが、現場によっては単に下へ降りていくだけでなく下に隣家が迫っている」「着地面の屋根に荷重がかけられない」など地面までロープで降りることができない現場などでは、「登り返し」をする必要が出てきます。

また外壁の漏水調査でも、下から徐々に登りながらチェックをしていく必要があります。

充電ドライバーを動力に使うと「登り返し」がエレベーターのように楽に!!

このような現場では通常は人力で登高していく訳ですが、NSCパワーアッセンダーPROを使うことで、「登り返し」がエレベーターのように動力を使って楽にできるようになり、疲労を大幅に軽減することができます。しかも登高時のスピードアップが図れるため作業効率も大幅に高めることができます。

夏場の外壁打診調査での体力消耗イメージ

新登場! “買いやすい価格”の高機能パワーアッセンダーPRO

NSCパワーアッセンダーPROは、これまでのパワーアッセンダーと比較して、大幅なコストダウンと、小型化・軽量化を実現しました。「パワーアッセンダーは欲しいけど、高額だし、重いし、買えなかった」という方に、お試し頂ければ幸いです。

(参考)外壁全面打診調査について

建築基準法第12条「定期報告制度」において、原則として10年ごとに全面打診等による調査を実施する必要があり、以下のような建物が定期報告の対象となります。
・劇場や映画館
・旅館やホテル
・学校
・病院
・デパートや百貨店
・一定規模を超えるマンンションなど

しかし通常、全面打診を実施する場合は足場を設置する必要があるため、費用や時間の制約が大きく、予定通り調査ができていない建物も少なくないようです。

またそのような課題解決策の一つとして、赤外線装置を搭載したドローンの外壁調査への活用検討が進んでいますが、ドローンには実際の運用面で以下のような様々な課題があるようです。
・ドローンは曇り〜雨の天候下では判定が困難
・日射熱量が蓄積された状態での判定も困難
・反射率が高い、凹凸の大きいタイルでは使用不可
・適切な撮影角度や離隔距離の確保、さらにはプロペラによる風の影響による温度低下など操縦技術の難易度の高さ
・交通量の多い箇所での危険性
・マンションなどでの騒音への配慮
・ドローンが飛ぶためのスペース(5メートル程度)の確保

参照:「定期報告制度における赤外線調査(無人航空機による赤外線調査を含む) による外壁調査 ガイドライン」など