NSCパワーアッセンダー PRO

今後お伝えしたい製品情報が出た際には、こちらに掲載いたします。

NSCパワーアッセンダー Standard/Rescue

　適合ロープ表

	荷重135kg Kenz NSCパワーアッセンダー Standard	荷重200kg Kenz NSCパワーアッセンダー Rescue
ロープ径11.0mm マーロー社 プロテック500	◎	◎

　Standard並びにRescue の、TypeBキットについて

現在、販売中のTypeBキットをご使用になれば、アンチリバースカムがなくとも運用が可能となります。更に、充電式ドライバーにも負担が掛かりませんので、充電式ドライバーのクラッチ保持機能の故障がほぼ無くなります。是非、TypeBへの変更をご検討ください。価格は弊社直のご注文で税別18,000円です。

　Rescue 12.5mm仕様の11.0mm変更について

現在、Rescueは、11.0mm用と12.5mm用がありベースプレートのネジ穴の違いにより、アンチリバースカムの位置が微妙に異なります。しかし、TypeBにする事でアンチリバースカムにも負担が掛からなくなりますので、アンチリバースカムの位置はそのままに、プーリーを切削することのみで11.0mm仕様にする事が可能です。12.5mmをご使用の消防署様は、是非11.0mm仕様への変更をご検討ください。
価格はお客様のご発注の数量により変動します。（できるだけ安くするが為の処置です。）弊社に直にご発注の場合、5万円から10万円の間です。

　Standard並びにRescue のTypeC化について

現在の最新機種であるNSCPA-PROは、最新のブレーキ機構を装備しており、IDやクラッチ、マエストロのように、ハンドルで下降できます。
充電式ドライバーを入れて登高し、ロープのロックなども必要無く充電式ドライバーを抜いてハンドルをさげれば下降といった具合です。
Standard並びにRescueにも、ブレーキ機構を取り付ける事は可能なのですが、ご発注が1台や2台ですと、20万円を超える金額となります。
台数が増えれば価格を下げられます。多くのお客様からのTypeC化のご発注をお待ちしております。（海上保安庁様も、TypeC化を望んでおります。）
消防署様の場合は、弊社と直接取引が可能であれば、弊社から金額を提示できます。（代理店様経由の場合は代理店様にて決定）

　Standard並びにRescue を支点に取り付ける運用方法について

パワーアッセンダーを支点に取り付け、ロープを動かす運用方法の場合、エッジガードは高効率のベアリングが入ったタイプをご使用ください。
布製や金属製のエッジガードでは、パワーアッセンダー（支点）に掛かる荷重が倍になることがあります。これは、IDやクラッチ、マエストロ使用の際にも同様の事が言え、2人上げているはずが4人を上げているような荷重となり、それぞれの機材の使用限界荷重を超えてしまいます。
特に、橋梁などのオーバーハング部分で救助者がストレッチャーを抱えて足を突っ張ると、荷重が倍になり支点破壊の原因となります。
二人荷重で運用される場合は、特にエッジガードの選定と運用方法にご注意ください。

　Rescue TypeBのハンドルについて

TypeBをお使いのお客様から、TypeAのようにハンドルでアンチリバースカムのロックを解除したいとの申し出がありました。
ハンドルとシャフトは、必要な方に無償で発送しますのでご連絡ください。

　Standard並びにRescue のロープ破断について

以前にもお伝えした通り、現在までに4件のロープ損傷事故がありました。アンチリバースカムとプーリーロープガイドの間にロープを押し込まなかったことが原因なのですが、物理的にロープを押し込まないとフロントカバーが閉じないようにする改造も可能です。ご希望のお客様は、弊社までご連絡ください。